辿り着いた先のスタッグ。
6月13日。
歩きに歩いて7寸ほどの岩魚と山女魚2匹。
足が棒。疲れた。
結果を良しとするか悪しとするか。
過程っちゅう結果。
こういう時にどう気持ちを処理させられるかが本当のスキル。
帰り道々、鹿の頭蓋骨。
いただきます。
ヤマメガリ。
6月2日。
わたしの手持ちの各河川でのヤマメのシーズンと言えば大体が梅雨明けの7半ば、遅くても7月末には始まる。
ヤマメと言っても尺までの魚であれば終年狙えるが、35cm~40cmもの大鱒となるとやはり夏の大水(まとまった雨)が絡んでくるような時期にならないとなかなか顔を見せない。
最も主力としている某河川では水元になる河川との絡みもあり、その水源川の出水のタイミングでドカッと魚が差してくる(逃げ込んでくる)からだと思うのだが、一旦増水するとトンデモない大水と濁りが入り1週間は全く釣りにならない。
さ
かと思えば、収束の際には一気に川床もカラッカラになるほど水位が落ち込む。
水量のインアウトが著しいのが富山県下河川の泣き所。
魚との有効接触時間が短過ぎるんだよね笑。…でもそんなもんか。
逆に言えば、「悪機」と「好機」がハッキリとしているので行くべきか行かぬべきかの判断はしやすい。
今回は水位が落ち着いたタイミングの出撃。
ここは釣行前にネットで水量をチェックしても、ある程度の下水位になっちゃうと欠測表示されて詳細がわからんので、近隣河川と抱き合わせでの事前チェックになる。
いざ現場へ。
この川にしちゃちょっと濁りが抜け過ぎちゃったかな?って水色だけど水量共になかなかいいタイミングで入れた。
いかにも山女魚が着きそうな大石のポケット。
最近、コレしかないってくらいヘビロテしてるトリコロールGT72MD-Fを落とし込む。
白泡の中でルアーがおかしげな軌道を描いたので大きく合わせる。
ゴクンゴクンと走らずにクビを振る様は岩魚。
水色と水量、ポイントと間違いなく山女魚にアジャストしていたはずなのに(困)
とは言え中々のサイズの魚。
同じポケットから連続で2本。
雄と雌。 どうやらペアリングしてたみたい。
斑点が細かくびっしり並んでる方が雌でスポッドが粗くランダムな方が雄。
以前、この川じゃないけど、同じ水系で50cmジャストの岩魚をキャッチしたことがあるけど、この川は40cm台が最大かな? 本流と言えども規模が小さいので50cmを超えるのはなかなか難しいかなと。
これはこれでファンタスティックだけどヤマメはどこだ?
山女魚の川。
この川も実に6年ぶりくらい。
その当時の面影はびっくりするほど全く残っていない。
川幅なんて1/3ほどに狭まって、あの当時各所に有った深みもほとんどが消え去っていた。
川底の抉られ方から察するに、近年かなりの大水があったんだろう。
それに加え、発電通水もゼロだから、普通に考えてこんな川じゃ誰も釣りをしようとは思わんよな。それぐらいのレベル。
昔は山女魚の銘川だっただけに残念。ほんとうに残念。
カスカスのフィルードだけどメボシイポイントにルアーを通す。
カカカン!
7寸ぐらいの小さな魚は一応居るみたい。
この川の山女魚はアタリが強い。
川の上流下流を右往左往しながらピンポイントでチョンチョンとルアーを入れて行く。
バチン。
グリップにダイレクトにブチ当たってくるような、そんなワイルドなバイト。
ちょっと嬉しいよね。
水の中は、実は思ったよりも悲観する事もなかったの…かもよ??
コイツらほんと強いわ。
黒部。
黒部。
えげつない水押しと水位。
ココだけは他と比べちゃアカンね。
遣り甲斐と生き甲斐がある河。
SYOUGAWA JOURNEY。
5/23。
いつの間にやら5月ももう終わりに近い。
せっかくのハイシーズンも雨に祟られ、まともに釣りできたのも片手で数えれるくらい。
ここ北陸も梅雨入りしてないのに連日の雨。 全く釣りにならんくらいの増水と濁りにストレス満タンだわ。
サクラやってる人、特に今シーズンまだ一本も捕ってない人にとっちゃまさしく祟り雨だよね。
現時点で恐らく事実上サクラマスシーズン終了だろうし。
今回も神通川水系は濁りと増水で壊滅的なので庄川に目を向けてみたけど、やっぱり釣りは不可能。
辛うじて荘川エリアならまだ…というかほぼほぼ降水の影響も受けてないみたいなので久しぶりに上がってみた。
嘘のように「どクリア」。
当然人人人。 正直ここらのエリアしか釣りになんないから釣り人が集中してる。
川を見ながらポイント探してると、お?良い場所空いてるじゃん…って感じで竿入れてみるけど完全なる無。そりゃそうだわ。これだけの人、これだけのアングラーがいて竿抜けなんぞほぼほぼ無いだろう。
諦めてミボロまで下る。
青と緑のバランスが絶妙。
微妙な状況ではあるけどなんとか釣りにはなりそうだったんで準備はしてみたもののメジャーポイントはやはりアングラーズラッシュ。
一箇所良さげなインレットみっけて、強引にロープ使って降りジャックガウディでひと通り探って見たけど結局ジャック1本ロストしただけで終了。
はい次いこか。
行きしなにチェックしてた平瀬周辺まで移動。
やっぱこの辺りからミボロの貯水質が影響してて薄っすらと濁りがある。水も多い。
部落下のテトラ際を探るとイワナ?ヤマメの一瞬の追いもあったけどあのチェイスは厳し そう。
結局… 漁協境界、ツバキハラのバックウォーターまで来ちゃいました。
しかし…
ここでも先行者が。
諦めて、流入河口で本日の締め。
橋下のショアライン、ウインディサイドには15cmほどの小魚が表層で群れてる。
多分ウグイ。
その群れの下を、ちょうどショアラインの付け根をイメージしてチヌーク14gを流す。
1等目で引ったくってきたのは20cmほどのニジマス。
本日一本目(写真無し)。
若干沖側の中層を流す。
カン!…っていうバイト、歯切れの良い小振りの首振りで水面に浮いてきたのは30cmほどのサクラ。
コンディションはあんまり良く無い。
続きそうだったけどその後は完全に「無」になり早々と納竿。
さすがに各ポイント、超超激戦区だけに、アングラーにも魚にも全く隙がない。
それでも何なりと魚は見れた。
ミボロはもうボチボチシーズンオフになるかなと思うけど、普段できないレイクショアジギングはマスターしてみたいかな?。
よし。また行こう。
今回は荘川のうまい蕎麦も食べ損ねたからね〜。
アメノキョウユウ。
5月16日。
連休っつうのに雨。
ここんとこ日曜は決め撃ちで雨。何なんだろうね。
天候には逆らえん。
ここ釣り人の出入りはハンパないけど釣れたコトも釣れたの見たコトもないのよね。
いい瀬は確かにあるし、放水も二箇所ある。 ただ魚が止まるような場所じゃない。冷静に考えると笑。
タカハラとミヤガワのゴウリュウって部分とロケーションに惑わされるんだろうね。
きっとそうだ。
ちょうど放水と放水の中間の根岩の裏。
40ほどの元気な虹。
普通虹って雨上がりに出るモンなんだけど、雨降る前に出た虹ってか。
リール巻く度にジャンプ。
やっぱ水が良いからコンディションがめちゃくちゃ良い。
感謝っ。