ヤマメガリ。
6月2日。
わたしの手持ちの各河川でのヤマメのシーズンと言えば大体が梅雨明けの7半ば、遅くても7月末には始まる。
ヤマメと言っても尺までの魚であれば終年狙えるが、35cm~40cmもの大鱒となるとやはり夏の大水(まとまった雨)が絡んでくるような時期にならないとなかなか顔を見せない。
最も主力としている某河川では水元になる河川との絡みもあり、その水源川の出水のタイミングでドカッと魚が差してくる(逃げ込んでくる)からだと思うのだが、一旦増水するとトンデモない大水と濁りが入り1週間は全く釣りにならない。
さ
かと思えば、収束の際には一気に川床もカラッカラになるほど水位が落ち込む。
水量のインアウトが著しいのが富山県下河川の泣き所。
魚との有効接触時間が短過ぎるんだよね笑。…でもそんなもんか。
逆に言えば、「悪機」と「好機」がハッキリとしているので行くべきか行かぬべきかの判断はしやすい。
今回は水位が落ち着いたタイミングの出撃。
ここは釣行前にネットで水量をチェックしても、ある程度の下水位になっちゃうと欠測表示されて詳細がわからんので、近隣河川と抱き合わせでの事前チェックになる。
いざ現場へ。
この川にしちゃちょっと濁りが抜け過ぎちゃったかな?って水色だけど水量共になかなかいいタイミングで入れた。
いかにも山女魚が着きそうな大石のポケット。
最近、コレしかないってくらいヘビロテしてるトリコロールGT72MD-Fを落とし込む。
白泡の中でルアーがおかしげな軌道を描いたので大きく合わせる。
ゴクンゴクンと走らずにクビを振る様は岩魚。
水色と水量、ポイントと間違いなく山女魚にアジャストしていたはずなのに(困)
とは言え中々のサイズの魚。
同じポケットから連続で2本。
雄と雌。 どうやらペアリングしてたみたい。
斑点が細かくびっしり並んでる方が雌でスポッドが粗くランダムな方が雄。
以前、この川じゃないけど、同じ水系で50cmジャストの岩魚をキャッチしたことがあるけど、この川は40cm台が最大かな? 本流と言えども規模が小さいので50cmを超えるのはなかなか難しいかなと。
これはこれでファンタスティックだけどヤマメはどこだ?