2021年 春。
2月1日。
今年の春期戦初日。
某所深夜。
風は無い。
ただ波が1.5mほど。
去年は全然来れんかったからなぁ。
この空気感は久し振り。
2時間ほど立ってみたけどノーフィッシュ。
道具の調子見として来てみた…程度で充分かなと。
ゆっくりいこう。
初雪の野池。
12月14日。
今冬初の降雪予報。
しかも積雪50cmだって。
結果、当日朝の時点では全く雪もなく、普通に釣りが出来そうだったんで、とりあえずバスを探しにgo to field !
着いたはいいけど流れもザブザブでモアマッディ… こんな状況でガツンと食ってくるってよっぽどイケイケなヤツだわな…
一応エグダマ2gにバトルホッグ2.6のトレーラーを落としてみたが…生命感は皆無。
すぐに見切って野池へ行ってみたもののやっぱり生命反応は無し。
シーバスに切り替えようかと思ったけど、やっぱりバスが見たくて島の野池までロング・ラン。
ビューンと某野池。
20cmぐらいのチーバー。なんとか顔見れて強引に気持ち落ち着かせた笑
こんなの5,6匹釣って、切ないし終了。
帰りは予報通り猛吹雪。
今年はもう終わりだろうね。
…多分行くけど 笑
■
朝から雨です。
結構降ってる。
なんで、午前中の釣りはパス。
恐らく水位はMAX。
ネットで水量チェックしなくても想像できるっつうのもあるけど、単純に50cmUPとかしてそうで覗くのが怖いってのがホンネ(笑
単純に、増水=激流だから。釣りになんない。
ただし、夕マズのフィーディングで上がってくるバスに合わせてうまく水位が下がればラッキーなんだけど昼過ぎても断続的に降りそうな感じなんで今日は諦めた。
色々ライトリグ試したかったんだけどね。
…つっうわけで…
シーバス行ってきた(笑
シーバスはこの時期、荒れようが落ちようがそこまで天候にシビアじゃないから、ソコソコのポイントのバリエーションがあればソコソコ釣れる。
サイズは分からんけど。
今日届いたルアーをパケのまま車に放り込んで現場へIDO。
…
予報じゃ波上がるような事になってたと思うんだけど風向きがフォローで、イマイチ魚寄るような海況じゃない。
ま、いっか。
まずは「空海140F」でテトラ際。 コレそんな使い方じゃない事は承知なんだけどね(笑 一応チェック。
「バシュ」…バシャッ。
ほらノラないでしょ。
沖から追ってきてショアライン際でバイトしてくる魚だったら掛かってた。
でもモノに付くような強襲タイプの魚はしっかりと水に食いつくルアーじゃないとあかんのよ。
バイトミスじゃなくてギリギリで見切る。
ルアーがフリーズしたり天地が変に変わったりしちゃうと大体見切る。
イレギュラーなアクションを好む魚。イレギュラーなアクションを嫌う魚。
マリンギャグは… もっと言っちゃえばカゲロウとかLBOブッ込まれてるヤツらってどれも重心に安定感が無い。
どれも「ふわー」って泳ぐ感じ。なんでショートレンジじゃ良い仕事しないし、太ライン使うとフリーズ気味になる。
飛ばして追わせて食わすってイメージのルアー。
次の選手。
フォローでEGの「ストリームシーカー」。
強い流れだと、うまくON〜OFFを切り替えてやらないとだけど、ラフウォーターでも「サーフエーイス」での水への食いつきが良い。
こんなタイプなかなか無いわ。同じシチュエーションだとして、カゲロウ124F、若しくはカゲロウ155F使うんだったらこっち使うかな〜?
…
「ココン!」 きた!。…バシャ。 あらら。結構底から食ってきてる?
ちょっと魚に寄せてやらな食わんな。
さてさて…。
とりあえず魚は居る。
次。
「カナタ 160F SW」
全力ジャークベイト。このサイズでなんと1oz。
しっかりと水を掴む系なんだけどサイズの割合的に薄めなボディなので、まともに身体で流れを受ける事なく、凄くスマートにジャーク&ロールする感じ。レンジもやや下めの60cm〜80cm。
ちょうど払い出しの頂点で「ゴゴゴン!」と食ってきた。
サイズ、体型と極標準的な魚。まだまだ冬っぽさは無い。
しかし「カナタ 160F SW」いいね!
ワンテンを継承した純ジャークベイトなんだけど、強い流れだったり強烈に上下するウネリの中でも、ある意味安定したジャーキングを見せてくれる。
ワンテンもカナタもバン!ってスラック弾いて、ルアーに強くテンション掛けた時、ルアーが頭下がりで立ち上がった瞬間の「リップ角度」が正しく90度になるのがかなりのキモ。
しっかりと一つ一つのジャーキングにメリハリがつく。 ダラダラっとスライドしてしまうと、アングラー側のテンポも悪くなるし、付いてきた、あるいは飛び出して来た魚の活性も落としてしまう。
余談になるけど、逆に渓流なんかだとキリッキリッと一つ一つブレーキかかっちゃうモノより、止めた後の「ひと抜け(スライド)」が食わせる間になるっていう部分がキモ。同じジャークベイトでもターゲットによりその違いが出てくるのが面白い。
それと、このカナタ、何よりも#2の3フックってのが最高で最大の魅力。
140mm以上のロングミノーってほとんどが心もとないサイズの鈎つけられてて、挙げ句バランスもシビアだからフックチューンも施せないってのが最大の難点だったからね。
バス用で立ち上がったルアーなんだけど、どっちかといえば海の方がいい仕事するよ。
(ワンテンとのサイズ比較)
さて。曇り空から月(満月)が出てきたタイミングで風がピタリと止まり、と同時に波も少しずつ穏やかになり始めた。
足元の際で同サイズを一本、ワンテンで獲って終了。
こんな風に、足元についてる状況なら粘っても回って来ないってのが大体この場所のセオリー。
それに久々に来た海もちょっとまだ温かいね。
今年のノッコミの一群はいつになるんだろうか。
フィネス考案。
11月26日。
もう、ちょっとでも雨降ると激寒。
暦的にどうか知らんけど、もう85%冬だよね。…85パは微妙だけど笑。
前回のバスもそうだったけど、時間的にも、エリア的にも、ルアー的にも、針の穴レベルで狙っていかな相当厳しい。
許容範囲は極狭。あまくないね。
てなワケで攻め手的にはフィネス。フィネスはフィネスなんだけど、そこそこバリエーション作っておかな釣り行っても手ぶらで帰ってこなくちゃならん日が続きそうでヤバイ。
で、今手持ちの道具じゃ何かと痒いトコに手が届かない部分があって、その辺ストレスなく釣りが出来るモノを新しく揃えようかなと、夜な夜なタックル思案で悩んでるんですが…
まずは…ベイトフィネスかスピニングタックルかっていう選択。
感度とアプローチの繊細さっていうトコロじゃやっぱスピニングタックル。
カバーでの強さとキャストアキュラシー、魚の取り廻しの良さで考えるとベイトフィネス。さてさて。
とは言うけど「ベイトフィネス」を選択するとしたらまるまるワンセット、タックル買わなくちゃだしな…。
ここは我慢してスピンタックルで擦り合わせとくか。(笑
スピンタックルなら、前々から候補として考えてた竿が4本ある。
① F1-66ZKS 〈霧雨リミテッド)
限定モデルのZKSの方。出来れば。ザイロンマテリアルのトルク感は体感済みなのでどうせならという事で。
で、この霧雨、1g~2g程度のジグヘッドやスモラバ、3インチ以下のワームを極々ナチュラルフリーで「魚の目の前」に落とすような完全なる喰わせの餌釣りロッド。
ソリッドティップ仕様で思い切り喰わせに振ったタイプの竿だから、カバー絡みの釣りに対応できるか?ってトコで保留。
もうこの竿でどうにもならんならマジどうにもならん!っいうくらいのある意味ファイナルアルティメットロッド(笑
② F3-610DGS 〈アーロンマーティンスリミテッド〉
「ピークパフォーマンスモデル」と「ヒュージコンタクトモデル」があって、PPモデルは過去にボートでのトップウォーターゲームに使ってた事がある。全くベイトロッドと遜色ないレベルでトルク感はめちゃくちゃあるけど、繊細な送り込むような釣りに向いてるかっていうと…
一方、HCモデルはメガバス の中でも5本の指に入る程のロッド オブ レジェンドな竿。単純に手に入れたいっていう不純な動機…保留(笑。
③F4st-69RSDti (ヘッジホッグエボリューション)
今や完全にレアなマテリアルなレアメタルカーボンを盛り込んだ、個人的にかなり好みな竿感があるロッド。
レアメタルっていうとなにか金属的なイメージを連想するけど意外にマイルドたったような気がする。あ、シーバスロッドの「シルバーシャドウ」使ってた時の印象。
マイルドとシャープが上手く両立してる。
F4 + ヘッジホッグ + エヴォルジオン…という隙のないマッチングで、実は第1候補。
ただ、69ftっていうロングレングスと、極めて入手困難なのでは…っていう部分がなかなかのネックに。
F5st-60XS (ブラックアウト)
実はこの竿も昔、巨大テトラ、巨大堤防ぎわのロックフィッシュ狙いで使ってた事有り。スティンガーティップではあるもののチューブラー仕様なので、良くも悪くも竿先に張りがある。そしてピークも早い。粘って獲るようなタイプの竿じゃないってトコロも良くも悪くもある(難。実にこの辺がナントモ決め兼ねているトコではある… PEラインとの相性も心配なトコロ。
「喰わせて針を刺す」っていう今回の竿選びの1番大前提な部分ではかなりの理想形なんだけどねー。迷う。
とりあえず、そんなワケで、まあ「どんな魚を狙うのか?」っていうトコの焦点は固まっているので、もう少し現場での季節感を魚を通して把握してから、ビッタシとアジャストする道具を選ぼうかなと考えております。
遅くても1月ぐらい迄には決まるかな?
初冬戦記。
海に関してはまだまだ秋っぽさが抜けてなかったけど、淡水域はもうめっきり冬感が強い。
特にバス絡みの山間河川に到っては、水の冷えも早く日々の魚の調子もそれに比例して落ち込んでいく。
食も「弱く」ポジションも「低く」「狭く」なり、より水の動きの少ないエリアに集まる。
流れと冷えが同時に起こっちゃう降水での増水なんかになると最早絶望的。
だからこの時期は天候と時間帯がマジでマストなキー。
この日も前日からの雨で(豪雨では無いが)、フィールドの状況を心配しながら到着したのが
AM7:00。
想像してたよりも増水はしてなかったけどやや流れもあり、何より濁りがキツい。
ともあれ下流に位置する水門からチェック。
いつもなら「エグダマ/タイプレベル2g」に「TKフライ」のトレーラーから始めるんだけど、今回は少し魚の食欲を煽るというかルアーに動きを出すために「スイングインパクト FAT 3.3」のワッキーフック頭刺しにネイルシンカー(1.8g)入れたリグをメインに。
タックルはオロチの「ジェイドパイソン / F4-74XS 」に「16イグジスト/ 2508」っていうスピニングのセット。
ラインはPE0.8にリーダーフロロ12lb。
こりゃ思った以上にカレント効いてるわ。
流れの強いポイントは見切り…見切りからの見切り。そして見切り。
結局いつも中盤に入ってるポイントまで一気にワープ。
水路を作る左右の擁壁が水中まで続いてるトコ。
ここがまさかまさかのパンドラの箱だったね!
3投目まで全く反応無しで、いつもならそれで見切って次に進むんだけど、今日はもう次に進むコマが無さそうだったんでしつこくシェイキングをキープ。
フリーで壁沿いに落として、食いやすいように少しボトム切ってからランダムにシェイク。
10分ぐらい粘ったかな??
と、何かに引っかかったような感じがしたのでユックリと竿先できいてみる。
すると思い出したかの様なストロークの大きいヘッドシェイク。
おっ。バスやっ。
って先ずは一本目。
良いサイズ。 ゴツゴツしたワイルドな個体。
直感で、流れがおさまる午後、夕マズ絡みで間違いなくまたココに回遊してくると読んで、上流側のバンクをチョチョっとチェックして一旦休憩。
PM3:00。
水温上昇のピーク、水位が平水よりも少し上…を狙って再び「パンドラの箱」へ。
1投目は不発。想定内。 そもそも活性的に落ちパクるほどアガって無いのはわかってるからね。ゆうなれば「寄せの1投」。
ナチュラルにしつこくフォール&シェイク&シェイク。
5分ぐらい続けたあたりで抑え込むようなバイト。
ちっとサイズは下がったものの思惑通りのストライク!
今回は1.8gジグヘッドにしてフックの位置を下げて早い刺さりを狙ってみた。
同じピンポイントで15分後。
次々とフィーディングで差してきてる。 完全にコイツらも自分的にも「冬場の狩場」だね。見つけた。
この後もヘラ、45cmぐらいのバス…ヘラ!?!?笑
そうバス→バスと来てヘラが食ってきたのには驚いた笑
最後のバスとヘラは掛かりが甘くて逃したけど、天候と水温、水位と時間帯でのバスの回遊のリズムを掴んだのはかなりの前進だったね。
今晩は旨い酒が飲めっぞ。
登能。
マジ久しぶりの能登。
前日の予報じゃ波無し風無しの予報で、シーバスはキツいと思いつつ、ベタ波なら青物でも…と思い朝マズに合わせ登能。
能登半島はご存知の通り、口能登から輪島を経由して珠洲まで、西から北そして東と
ブーメラン状にユックリ湾曲していく。
なので、例えば口能登の志賀町方面と珠洲方面とでは案外海況も変わってくる。
この日もうっかりベタ波と思いきや、風こそ無いもののそこそこの波あり。
それならそれでとデストロイヤー (FX-80XBJ)にPE#5巻いたタトゥーラHDと、サブ機としてPE#4巻いたノーマルタトゥーラ、それにシーバス用としてPE#1.5を巻いたジリオンSVTWをバックに詰めていざ降崖。
降り立った瞬間にアカンな…っと感じたね。
もう周りの空気が暖かい。天気も良くて無風ってのもあったんだけど海水温が高い証拠。
でもせっかくだからと2時間程度竿振りしてみたけど、案の定…「無」。
色々タックルのフィーリングをそもそもの現場で使い回せたのが唯一の救いかなと笑。
何より、5号巻いたタトゥーラHDが中古機だったから、実投でのその調子がまあまあ心配だったし、本来なら魚も掛ける事が出来たなら1番良かったんだけど、投げ感と巻き感は100点だったから、魚との駆引きのフィーリングは次の愉しみとしておく事に。
しかしココは本当に空気がいい。
帰路、喉乾いたし、夏に味を占めた「釣行後のコーラ」の美味さ…を久しぶりに味わおうとコイン入れて、ちょっと焦り気味にコーラを取り出すと…
あるあるだよね笑
モチロン「赤」の方買い直した。笑。
登能。
結構久しぶりに来た。