竿選考。
いやぁ、年末年始と全く釣果に恵まれず悶々着々とストレスをためまくってた訳ですが、そのストレスを一蹴しようと思い2021年の年明けを機に「新竿」を購入しました。
確かにこの1発で、かなりメンタル面の浄化が促進されましたわ笑。
今現在、手持ちの竿はスピニング2本とベイトが4本なのですが、どの竿も限定的なシチュエーションに特化したスペックのモノばかりで、オールラウンダーな一本は持ってなかったんですよね。実は。
それというのも、わたしの釣りのスタイルがそうであるのと(兎に角多種多様な釣場を回るため。)バーサタイルなスペックの竿をそういった特殊なシチュエーションで使いまわすにはどうしても、「ひとつ足りない」感じになるモノがほとんどだからなんです。長さなり強さなり。
ですが… 今年は磯や一級河川本流、広域サーフエリアで「強いルアー」を「しっかりと飛ばせて」「ストレスなくコントロール」できる竿を(県内エリアならばほぼその一本で回れるというような)一本決めようかなと思い、そこにハマるようなモノを色々品定めしてたのですが、フラッと立ち寄った店で思わぬ掘り出し物を見つけたので即買いしちゃいました。
それが…
現在手持ちの内の、3本目のMORETHANシリーズで、2本目のブランジーノAGS。
これ、ブランジーノAGSはどれも中古市場に於いても、そこまで値落ちしてないんだよね。
中古っていう部分じゃかなり買いにくい。
この竿なら実売で7万ちょっと切るぐらい?中古市場の相場的には5万台。
今回はそれよりも30%安く出てた。かなりラッキーだったかも。
所有してるもう一本の方の「MORETHAN branzino AGS 87ML」も2011年モデル(10年落ち)にもかかわらず、未だちょっと中古では買い難い値段が付いてる。
それは、そもそもの定価も高いから故としても、このシリーズのブランディングをしっかりと確率しているからだろうね。コレを作るメーカーもユーザーも。
「コレを選ぶ人」も「コレを選ばない人」も(良くも悪くも)「ブランジーノ」っていう現存像を作り上げ、完成させている。
そもそもの道具としての物理的な価値もそうなんだけど、それよりも先に、モアザン ブランジーノというブランドイメージと言うか、高質感めいたモノが(良くも悪くも)堅固に確立してる。そこはかなり強い。
手に取ると、確かに全体的なロッドデザインや各性能なども相まって、そこに付けられたある程度の価値的金額にも全く疑念を抱く事は無いと思う。
とにかく、その「イメージ」が他のブランドとの決定的な違い。
ただね、ブランジーノのその高額の一端を担う「AGS」にかんしては個人的にどうかな…? と思うけどね。ぶっちゃけ必要無いかな?
やっぱり強度面でのストレスは大きなリスク。
メーカーが、今後の「何か」に繋げていく一歩としてならばアリかなとも思うけど、コレが完成形だとしたら特に必要だとは思わん。
とりあえず1年通して使ってみて「各シーン上でどうなんか」って部分をインプレしていきたいと思います。
ま、とにかくこの一本が加わった事で一年を通してのシーバスを狙うための竿は揃ったかなって感じ。
サーフや2級河川全般であれば「MORETHAN branzino 87ML」を。
港湾、クリーク&カナル系の小規模河川やテトラ、ストラクチャー絡みの釣りになれば「MORETHAN 73HB-W」で。
その他の全てのフィールドもしくは、一級河川や磯、悪天候時には「MORETHAN branzino 93MHB」って感じかな?
あ、7ftクラスのショートスピニングもあったらいいけど笑
…それとこれらのロッドにバチっと合うリールも…
さてさて、去年はコロナの影響で春シーズンはほとんど釣り出来なかったのでその分今年の春は倍々で楽しませてもらうつもりです。